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長寿命化修繕計画(造る時代から維持する時代へ)

構造物・建築物の基礎調査

従来の事後的な修繕及び架替えから予防的な修繕及び計画的な架替えへと円滑な政策転換を図るとともに、橋梁の長寿命化並びに橋梁の修繕及び架替えに係る費用の縮減を図りつつ、地域の道路網の安全性・信頼性を確保することが求められています。
点検業務の蓄積、補修・補強履歴等を基に、データベースの構築といった資産状況の把握、構造物の健全度評価やリスク分析といった資産分析、事業の優先順位の決定や事業手法の提案といった事業計画へと、力をシフトして行きたいと考えています。

コンクリート微破壊・非破壊試験

1. 非破壊試・・・衝撃弾性波・超音波試験

非破壊試験は、コンクリート構造物において、完成後可視となる部分を標準として試験します。構造物を一切傷つけず、構造体コンクリートの強度を把握することが出来ます。
環境防災は、衝撃弾性波試験(表面2点法)及び超音波試験に対応することが出来ますので、皆様のニーズにあったサービスをご提供します。

RC-レーダ NJJ-95B
非破壊試験 現地測定状況

2. 微破壊試験・・・ボス供試体

微破壊試験は、コンクリート構造物において、完成後不可視となる部分を標準として試験します。環境防災は、圧縮試験機を所有しており、一貫した流れにおいてサービスをご提供しています。

RC-レーダ NJJ-95B
ボス供試体割取り状況

衝撃弾性波(表面2点法)による 圧縮強度推定 超音波法(エルソニック)による圧縮強度推定 ボス供試体割取り状況
衝撃弾性波(表面2点法)による
圧縮強度推定
超音波法(エルソニック)による
圧縮強度推定
ボス供試体圧縮試験状況

鉄筋探査

アンカー打ち込み部の鉄筋の位置出し、既存構造物の鉄筋の入り具合(配筋ピッチ)の確認調査や改修、改築、補強工事では鉄筋を切断しない施工の要求、そして新設の橋梁下部工、上部工、ボックスカルバートではコンクリート打設後のかぶり厚さ・ピッチの確認検査などに対応します。
NDT「コンクリートの中の配筋探査講習会」修了者が対応させていただきます。

1. 電磁波レーダ法(RCレーダ)

電磁波レーダ法は、橋梁下部工及びボックスカルバートを対象とし、柱部3断面、張出部2箇所を標準として調査します。
工程に支障の及ばない範囲でコンクリートの養生期間を可能な限り確保した上で測定します。

RC-レーダ NJJ-95B RC-レーダ NJJ-95B
2. 電磁誘導法(プロフォメーター)

電磁誘導法は、橋梁上部工を対象とし、1径間当り2断面を標準とし、応力が大きく作用する箇所や隅角部等施工に際してかぶり不足が懸念される箇所、コンクリートのはく離の可能性がある箇所などから測定します。

電磁誘導法(プロフォメーター 電磁誘導法(プロフォメーター)

構造物の点検調査・補修・補強設計

1. 橋梁点検調査

高度成長期に建設された多くの社会資本が、このままではある時期に一斉に更新期を迎えることになり、財政面からも懸念されています。また、鋼構造では疲労亀裂、コンクリート構造では塩害やアルカリ骨材反応などによる早期劣化の問題が報告されています。

◎調査内容
ひび割れ、剥離、欠落、アルカリ骨材反応、塩害、強度不足、定着不足、塗膜・溶接の劣化、腐蝕による鋼板厚の劣化、
たわみ等の変形、破損
橋梁点検 橋梁点検 橋梁点検

2. ひび割れ調査及び原因推定

コンクリート構造物は、初期欠陥、劣化、損傷などにより、ひび割れやはく離、空洞などを生じることがあります。これらは構造物の性能上の問題となったり、耐久性上の問題となったりする場合があります。劣化や損傷によって引き起こされた場合、これを調べることで劣化、損傷の原因や進行程度を把握することにつながります。一部は目視点検と重なる調査項目ですが、目視点検と同様、最も基礎的で重要な調査の一つです。

1)ひび割れ幅調査
ひび割れはコンクリート表面に現れる変状のうち、最も一般的なものです。ひび割れの幅を測定することで、劣化や損傷の程度、劣化原因を推定します。また、ひび割れ幅は、構造物の耐久性を判断する指標ともなります。ひび割れ幅を測定する場合、写真に示すようなクラックスケールを用いるのが、簡易かつ一般的な方法です。 ひび割れ幅調査
ひび割れ幅調査

2)打音検査
打音検査は、コンクリートの浮き、はく離、表面近傍の空洞などを調べるために用いられます。点検ハンマーでコンクリート表面を叩く際に生じる音を聞き分け、変状を調べます。
ある程度の経験を要しますが、調査方法が簡易であるため、目視点検の際に補助的に用いられることが多い手法です。
ひび割れ幅調査
打音調査

3)弾性波調査法
ひび割れの深さを調べる場合、弾性波調査法の中で、特に超音波法を選択します。発振子から超音波を発し、それを受振子が感知するまでの時間を計測するものですが、ひび割れがある場合、超音波がひび割れを迂回して進むために、健全部と比べて受振までに時間がかかります。この時間差からひび割れ深さを推定します。ひび割れを跨ぐように発振子と受振子を設置して計測します。非破壊で簡易に計測できますが、鉄筋がひび割れ深さより浅い位置にある場合、超音波が鉄筋内を移動することで正確な診断ができないことがあります。  
 
3. 対策検討・補強設計
平成7年1月発生した阪神淡路大震災より、橋梁などに対する設計方法が大きく見直され、現在では中規模以上の橋梁の設計に対しては、動的解析による設計が義務付けられています。 動的解析では、モデル化した構造物に、地震波形を直接作用させて、構造物の挙動を把握する方法で、橋梁以外の多種多様で複雑な構造物に対して、精度良く地震の影響を評価することができます。 また、既設構造物に対しても、各種の調査結果及び復元設計と動的解析を組み合わせ、補強の必要性の検討や、補強設計等も実施しております。  


4.
ひび割れ補修工事
コンクリートのひび割れは適切に補修すれば構造物を健全な状態と変わらずに維持することが出来ます。逆に放置してしまうと、劣化を促進することになり、コンクリートの中性化や内部鉄筋の腐食が進行して、さらにひび割れが大きくなり、コンクリートのはく落などの事故に至る場合や、構造物の耐震力を失う結果へとつながります。
環境防災は、豊富な経験に基づいた確かな技術で、適確な調査を実施し、適切な補修方法をご提案致します。
ひび割れ補修工事
5. 各種管理台帳システム

橋梁、トンネル、舗装、道路照明等の道路等の エクセルやアクセスベースでの簡易で
安価なシステム構築を行っています。

  • 電線共同溝管理台帳システム
  • 情報ボックス管理台帳システム
  • 河川占用管理台帳システム
  • 水道施設管理台帳システムなど

NPO法人『アセッティストとくしま』

1. 理事長挨拶
特定非営利活動法人「アセッティストとくしま」は,徳島県内の公共施設の管理者の皆様に対して,計画的維持管理(アセットマネジメント)に関して,安全かつ快適な利用を確保しつつ維持管理の最適化を図れるよう技術支援を行うことを目的に設立致しました。
この活動が活発化することによって,公共施設の管理者である県・市町村と協働して,県民の公共施設の維持管理に対する理解を深め,今後増大する維持管理費の長期的な適切な運用(徳島モデル)の構築を図り,公共施設の建設・運用・維持管理に関する技術力を研鑽し,人材の育成を図り,本来の地産地消に向けた新たな雇用の枠組みを創設させることに寄与致したいと切望しています。
ひび割れ補修工事
理事長  水口 裕之
2. アセッティストとくしまって?

「アセッティストとくしま」は、徳島県内の社会資本の施設管理者に対して、道路、河川、橋梁などの計画的管理(アセットマネジメント)に関し、安全かつ快適な利用を確保しつつ維持管理の最適化を図れるよう技術支援を行うことを目的に設立致しました。 これにより、施設管理者が住民に対し、社会資本の維持管理に関する情報公開と説明責任を果たすことに寄与することが可能となります。また、快適な社会資本の利用を継続し、環境保全活動や災害復旧活動等を通じて、徳島県内の施設管理者への技術支援を行うことを併せて目的としています。

  1. 社会資本の施設管理者に、道路、河川、橋梁などの計画的管理を行うための技術支援を行います。
  2. 県民の皆様が、安全かつ快適な利用を確保しつつ維持管理の最適化が図れるように技術支援を行います。
  3. 住民に対して、社会資本の維持管理に関する情報公開と説明責任をはたすことに寄与します。
  4. 快適な社会資本の利用を継続し環境保全活動や災害復旧活動等を通じて、徳島県内の施設管理者への技術支援を行います。 
 
3. 活動の内容

NPO法人の活動の内容は以下の7つです。

  1. 維持管理に関して、長期計画に基づく構造物の選定およびその実施の優先順位等の事業実施計画が行えるよう枠組を、徳島県内の社会資本の施設管理者に対して提案する。
  2. 維持管理の点検・調査・診断マニュアルを作成し、具体的な点検・調査・診断を、徳島県内の社会資本の施設管理者に対して提案する。
  3. 維持管理対策マニュアルを作成し、対策工法の選定手法を徳島県内の社会資本の施設管理者に対して提案する。
  4. 維持管理マネジメント手法、事業評価手法を作成し、対象構造物の計画的更新評価手法を徳島県内の社会資本の施設管理者に対して提案する。
  5. 維持管理マネジメント手法を検討し、維持管理の最適な方法を徳島県内の社会資本の施設管理者に対して提案する。
  6. 社会インフラの維持管理を通して、環境保全活動や災害復旧活動に関する他の法人および徳島県内の社会資本の施設管理者に対する支援を行う。
  7. 全各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する他の法人および徳島県内の施設管理者に対する技術支援・技術評価の活動を行う。まちづくりの推進を図る活動を行います。

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